たくさんの「想い」がつながって、古民家再生ワークショップは生まれました。
参加者が毎回30人程度集まり、とことん学び、とことん働いています!
これには、地域の人も、建築家もびっくり!?
どうぞ、過去の映像で様子をご覧ください。
(動画撮影:水島政行)
大掃除大合宿からスタート!
呼びかけに賛同した約30名のまちとむらから集まった人々で、あっという間に荷物が庭に出されました。夜には、地域に残る伝統行事「古在家神楽舞」を見学!次の日は新聞紙を濡らし埃をとったり、たわしでゴシゴシ磨いたり。
古すぎて家が傾いてしまっていた「したで」。寝ている家をどうまっすぐにするか、大工さんたちも試行錯誤。まずは畳や床板を外して、柱のゆがみをまっすぐにします。伝統工法特有の石場建てを残すため、石が動かないようまわりをセメントで固めます。
「したで」オーナーでもある長田容子が移住後続けている「はたけっとまーけっと」も8年目。移住促進の目的で行政ともコラボした8年目では、西原で8か所の見どころを用意しました。「したで」がどのようなニーズがあるか、どのような間取りにしたらいいかを考えるワールドカフェも開催!
家の材料を調達しよう!と一年でも一番水を吸わない12月頭に伐採ワークショップを開催!地元のおじさんたちにとっては日常茶飯事!?な木の伐採。設計士森田さんによる、素人でもできる説明を受けながら、敷地そばの栗や杉を伐らせてもらいました。この木は、乾燥後製材機にかけて、土台やカウンター、式台などで活躍しました!
2016年度は土壁編がスタート!
なんと、土を掘るところからやります!
みんなで運びだし、古畳の藁をすきこんで、水を入れて踏みまくります。朝からのハード作業もみんなのがんばりで終えることができました!この土は三か月寝かせて発酵させます。
土壁の下地になる、竹小舞(たけこまい)。冬に伐ってあった竹をもらい、竹割器で細くし、節をナタでとり、壁の長さに切って、縄で組んでいきます。この作業、やってもやっても終わらなくて、炎天下の中、みんなで頑張りました。昔もこうして、みんなで結を組んでやったのかな。とっても仲良くなりました。
いよいよ3か月寝かせた土を塗ります。竹小舞が見えなくなるのが寂しいね、と別れを惜しみながら、吉村先生から左官技術を学びます。見るのとやるのでは全然違って、みなさんとても苦労しています。さすが、職人さん!日本の伝統技術の価値を再確認したワークショップになりました。
もっと身近に目の前の木を利用したい。そんな想いから知った、皮むき間伐。どうして森林大国日本で使われているのはほとんど外材なの?外国からどのような仕組みで木が来ているの?そして、私たち素人でも、山に入るきっかけは?
木の6次化産業、学びました!
知っていますか?
三和土と書いて、たたきと読むことを!
今回は土間を昔ながらのやり方で再生します。タコと言われるたたき棒を用意して、みんなでひたすらたたきます。材料は「砂と土、石灰、にがり」の3つだけ。
ほんとに固まるの?と思いながら、時には歌いながら、時には足でひたすら1日、たたきました。